あれ?正月っていつまでだっけ?
「正月」とは、本来は旧暦1月の別名である。 改暦後は新暦1月を意味することもある。 現在は「三が日」または「松の内」という意味で使用することがある。 松の内は元々は1月15日までだったが、現在は一部地域では1月7日までに短縮している。(Wikipedia 「正月」より)
直前のエントリー「令和初の正月はヒマでした。 - 兼業軽貨物で稼ぐ日々」で、軽々しく「正月はヒマでした」なんて言っちゃいましたが、そもそも正月っていつまで何だと思って調べた結果が上記の引用です。疑問は些細な事でもすぐに調べるのが大事ですよね。
さて、さすがに正月気分もほぼ無くなり、日常を取り戻しつつありますが仕事量は年末に比べると物足りなく感じるのが正直な感想です。
ただ、そのおかげで年末に出来なかった車の掃除や整理整頓が捗ってるので良しとしていたのですが、その際に現れたのが何と計4台もの台車。。。
まだ軽貨物を始めて1年経ってないのに4台もの台車を買っていたなんて無駄としか言いようがないですね。
という事で無駄に得た台車とその使用感などを書き記してみようかと思います。
TRUSCO カルティオ 折畳 780×490
TRUSCO 樹脂台車 カルティオ 折畳 780X490 黒 - オレンジブック.Com
まずご紹介したい台車がこちらの「カルティオ」でございます。
こちらの特徴が製品紹介ページにもあるように、
- 均等荷重:200kg
- 長さ×幅×高さ:780×490×162(mm)
- ハンドル高:900mm
- 重さ:7.9kg
更に詳細なスペックを知りたい方は上記リンクから確認お願いします。
使用感と致しましてはこのサイズ感にしては軽量に感じますし、軽量な割に台車の強度も十分で運搬時の安定感もなかなかのもの、車輪の接地音も路面によっては静かとは言い切れないものの音質が不快ではありません。
また台車をベルト等で固定する際も、本体にくぼみやくり抜きがあるため固定が容易で安定しやすいです。
私が最も気に入っているポイントが「段差の乗り越えやすさ」で、荷台の手前のハンドルとの接合面に傾斜がつけられており、段差を越える際にハンドルを手前に引きながら足で傾斜部分をグッと踏んでやると前輪が浮かせやすいので一人でも段差を容易に越えられるのです。
ただし、宅配には不向きなんだなぁ…。
これだけ絶賛していて現在も現役でバリバリ活躍中なのに、なぜこの後3台もの台車を買い求めたかというと、この台車、宅配にはあまり向いてないんです。
宅配の場合配送エリアにもよりますが、戸建てメインの配送エリアだとあまり台車を使う事はありませんし、一か所に100kgオーバーの荷物を運ぶことは絶対と言っていいほどありえません。
ですのでこの台車のスペックやサイズは宅配には持て余し気味で、特にサイズに関してはこれを荷室に載せるくらいなら一つでも多く荷物を載せて、一つでも多く配りたいと思うのが宅配ドライバーの心理なのではないでしょうか。
やはり宅配には宅配に向いた台車がある、という事なんですが、これについてはまた別エントリーで。
スポット配送でもオーバースペックだという人もいるが…。
さて、前述の通り私は現在この台車をスポット配送のお供として常時荷室に積んでいますが、一度だけ「そんな大げさな台車必要か?」と他のドライバーさんに言われたことがありますし、実際私ももっとコンパクトな台車の方が良いのではないかと思ったこともあります。(そして実際コンパクトな台車を購入するのですが、これについてもまた別エントリーで。)
しかしこちらのカルティオ、少々邪魔に感じるサイズ感以外はまさに完璧と言っていい仕上がりの台車で、重量物を運ぶ機会も多いスポット配送にも十分耐えうる相棒です。
メーカー希望小売価格は13,500円と少々お高めですが、長く使う事を考えれば十分に元を取れると思うので私的には一番オススメの台車です。