尿意のコントロールは難しい
軽貨物に限らずドライバーにとって眠気の次に困るのが「尿意」ではないでしょうか。
今はコンビニも多く、道の駅も整備されていてトイレには困りませんが、不思議と時間に追われている時ほどトイレに行きたくなりますよね。
皆さんは普段からマメにトイレに行くほうですか?それともついついトイレを我慢してしまうほうですか?
ちなみに私は後者で、トイレに行きたくなってきたなと思っても何故かなんとなく後回しにしてしまいがちなのです。
糖尿病だと頻尿になりがち
私が糖尿病なのは過去のエントリーでも述べていますが、糖尿を患っていると血糖値のコントロールが上手くいかなくなり、高血糖の状態では喉が渇くので自然と水分を多くとってしまうので結果としてトイレが近くなります。
また、眠気覚ましにコーヒーやコーラ、エナジードリンク等カフェインを含む飲み物を飲むことが多い事も頻尿に拍車をかけてしまっています。
と、まあ自分で頻尿の分析が出来ていても仕事中はトイレに行く時間がもったいなく感じ、仕事に区切りがついたタイミングで慌ててトイレに駆け込む事が多いです。
ところで、何故トイレを我慢したらダメなの?
まあ、眠気にせよトイレにせよ我慢するのが良くない事なのは何となくわかりますが、トイレを我慢するのがどのように良くない事なのか、意外とちゃんとした理由は知らなかったりしませんか?
そんなわけで少し調べてみると、面白い記事、というか怖い記事を発見しましたのでご紹介します。
オシッコを我慢することは無害に思えますが、我慢が癖になると尿路系に損害を与えることになります。誰だって一度はオシッコを我慢したことはあると思います。トイレが見つからなかったり運転中だったり、トラックの運転手やパイロットなどの仕事では、トイレに行けないケースはよくあるかもしれません。たまに我慢するくらいならいいのですが、それが日常化してしまうと膀胱の細胞状が変化し始めます。膀胱には2つの役割があって、1つは尿を溜めておくこと。そしてもう1つは膀胱がいっぱいになる時尿を出すことです。オシッコを我慢するのが日常化されてしまっている人の膀胱は、より多くの量の尿を溜めるためにだんだん伸びていってしまいます。すると、尿を排泄するために必要な筋肉が失われていき、結果として膀胱が尿を溜めたままにし始めます。なぜそれが悪いことかというと、オシッコをしてもまだ膀胱が空にならない場合、残った尿が尿路感染症や尿路結石、前立腺の炎症、血尿などを引き起こします。
それだけでは終わりません。膀胱が伸びて筋緊張が失われ続けると、膀胱の筋肉の機能がすべてなくなってしまうケースもあります。こうなった場合、膀胱は尿を排出するコントロールを失い、失禁するようになってしまうのでカテーテルを挿入しなくてはいけなくなります。こういったケースに陥る患者さんは長時間トイレに行けない仕事をしている人が多いです。他には体の構造上、オシッコをあまりできない人もいます。年を取っている男性は特にリスクが高く、前立腺肥大になってしまうこともあります。それを治療せずに放っておくと、腎不全に陥ることもありますが、現在は、薬や手術などが発達し、腎不全になる前に前立腺肥大を治療することができます。
オシッコの我慢でもう1つ悪いケースがあります。もし自動車事故に遭った時に膀胱がいっぱいの状態だと、膀胱破裂で緊急手術が必要になります。最後に男性は、オシッコを我慢すると前立腺炎になりやすいので気をつけてくださいね。
Jeffrey Loh-Doyle
南カリフォルニア大学泌尿器学科助教授
なるほど、トイレを我慢する事にメリットは全くありませんね。
「膀胱がいっぱいで事故に遭ったら膀胱破裂」
膀胱破裂って、、、怖っ。
この一文だけでトイレを我慢するのをやめようと思いました。
出来るだけ時間に余裕を持って行動しろって事ですね。