立派な動機なんて必要ないです
「極力他人と関わらずにお金を稼ぎたい」
もちろん面接で言っていいセリフではありませんが、私が軽貨物で働こうと思った動機はこれにつきます。
バリバリの氷河期世代であり学生時代に努力らしい努力をしてこなかった私にできる事は、その都度最も稼げる可能性のある仕事をしてなんとか食いつないでいく事でした。
おかげさまで履歴書の職歴欄はそこそこ埋まりましたがこれといったスキルが身についたわけでもなく気が付けば40代も半ば、いやぁヤバいですよね。
そんな私が極力他人と関わらずにお金を稼ごうと思えば、軽貨物か工場か・・・。他に採用の可能性がありそうな仕事も思いつきませんでした。
兼業軽貨物って何?
ここでブログタイトルの「兼業」に触れさせて頂こうと思いますが、私はスポット配送便の仕事と並行して身内が経営する店舗経営にも携わっており、もちろん店舗ですので思いっきり他人と関わって仕事をしています。
過去の職歴も接客サービス業ばかりでしたので、他人と関わる事に慣れてはいて「本当の私は人と接する事が好きなのでは?」と思い込もうとしたこともありますが、やっぱり仲良くもない他人と関わっていくのは面倒くさいんですよねぇ・・・。
ですのでせめて週の半分は極力他人と関わらず、関わるにしてもごく短時間、ごく浅くにとどめてお金を稼ぎたい、というのが私の志望動機なのですが、現在やっているスポット配送便の仕事は私の希望をほぼ叶えてくれる仕事なのでとても気に入っています。
仕事に対して重視したい事を考えてみよう
このように私の志望動機について書いてみましたが、面接で話す「タテマエ」の志望動機とは別に自分自身が仕事に対して何を希望しているのか、優先順位は何なのかを考えてみる事は軽貨物業界を志望するにあたっても重要な事だと思います。
軽貨物の仕事をするには自前であれリースであれ車が必要ですし、車を調達するにはお金がかかる事から軽貨物業で失敗するという事は少なからず負債を抱える可能性があるという事を知っておいてほしいのです。
募集広告のワナ
軽貨物の募集内容を見ると、まるで明日からでも高収入が手に入るのではないかと錯覚するような内容の文言が飛び交っています。
↑コチラで私の現状をざっくりと説明しましたが、正直高収入とは言い難いと思われても仕方ない数字ですよね。
それでも私にとっては悪くない収入だと思いますし、ストレスの少ない中で働く時間は収入以上のプラスを感じられます。
もうすでに車を買っちゃった!リース契約を結んじゃった!という方ならいざ知らず、まだ白紙に近い状態で検討中なのであれば、まずは自営ではなく雇用される形で働けるドライバーを探してみるか、そもそもドライバーにこだわらず仕事を探すことも「稼ぐ」「食っていく」には必要な判断なのかもしれませんよ。