兼業軽貨物で稼ぐ日々

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出来れば思い出したくない、宅配便ドライバーについて少々

宅配便の大まかな仕事内容について

前回、スポット配送便は稼げる?稼げない?の中で「以前スポット宅配便をやる前に宅配便もやっていた」いう話になりましたので、宅配便ドライバーについてもう少々掘り下げてお話ししたいと思います。

宅配便と一口に申しましても会社ごと、営業所ごとに仕事内容は多少異なり、私の所属していた宅配会社では出勤して配達担当エリアに向かう前に、

  • 1、大まかに分けられた荷物を細かく仕分ける
  • 2、仕分けた荷物を自分の車に積み込む

という業務と、配達を終えて営業所に戻ってきた後に、

  • 3、不在等で持ち帰った荷物を片付ける
  • 4、代引きで集金したお金の入金、若干の伝票処理

の業務がありました。

宅配便のストレス要因

配達担当エリアで配達業務にあたるのも私的には色々とストレスを感じていたのですが、それよりも配達前後の上記業務、特に1と2の業務には何度も心を折られました。

1の業務についてなのですが、私のもとに下りてくるまでの仕分けがとにかく雑で他のドライバーのエリアの荷物が混ざってない日はあり得ない、どころではなくかなりの時間を再仕分けに費やすため出発の時間が遅れてしまい、在宅率の高い午前の時間をロスしてしまったり他のドライバーの所に紛れ込んだ私のエリアの荷物が引継ぎもなく営業所に放置されていて、それを気付けなかった私が社員に怒られるという事態が割と頻繁に起こり得るのです。

2の業務は業務内容そのものより天候要因に心を折られます。雨はもちろんのこと台風が来ようと雷雨が来ようと配達時間は待ってくれませんし積み込みの環境は天候要因に対してあまりにも無防備で、ドライバーそれぞれが必死に苦労・工夫して急ぎつつも荷物を濡らさないように積み込むという無理難題を強いられます。

ネットでの宅配ドライバーに対する悪評

ネットでは受取人の方の宅配ドライバーに対する不満の声が渦巻いていますが、現状の宅配業の環境はドライバーの努力ではどうにもならないくらい悪く、一つ一つの荷物を丁寧に時間を守って配達するのは「ほぼ無理」だと理解していただけたらなあと思いますがなかなか難しいですね。

私はすでに宅配の現場からは身を引きましたが、いまだ現役のかつての仲間や他の宅配ドライバーには尊敬の念を抱いていますし、まさに鋼のメンタルの持ち主だと感じます。

結局この回で何が言いたいのかと言いますと、宅配ドライバーは慢性的に人手不足ですし、よほど悪いエリアがあてがわれなければある程度安定してそこそこの売上を上げる事は可能ですが、配達の現場に向かう以前の準備段階からメンタルが崩壊しかねない状況が待っています。

それでいて時間的な融通が全くと言っていいほど無い状況であった事から私は宅配の現場を半年持たずにリタイアしてしまいました、というお話です。

これも前述の通り運送会社や営業所によって環境は多少変わってくるお話ではありますが、宅配ドライバーを辞めた人間の話、さらにいえば愚痴としてお読みいただければと思います。